ユーフォでジャズ。

浜梨さんのところで(id:rosa_rugosa:20040929#1096384521)「自分の楽器を一般人に一生懸命伝える会」なるものが発足しつつあるのですが、その中で

ユーフォニアムの場合、吹奏楽ではあのような位置づけですが、ブラスバンド(ブリティッシュ・スタイルの金管バンド)の場合は、要となる役割を果たし、楽譜も真っ黒だったりします。また、管弦楽でもホルストの「惑星」などでは少ないながらもパートとして位置づいていたりします。さらに、ジャズの分野でもユーフォニアムが活躍しているそうです(これは私は聴いたことがないですが)。

という記述に反応して、そういえばウチにユーフォ奏者の外囿祥一郎氏がジャズバンドWE3に参加してジャムしてるCD音源があったことを思い出してリファしてみる。

『HELLO,Mr Ammonite!』(詳しくはこちらの外囿氏のHPのCD紹介のコーナーで。)というCDなんですが、私は最初これを聞くまでユーフォソロでジャズって、どうせニュー・サウンズ・イン・ブラスみたいな感じなんだろうな〜。と思ってたんですが、それはとんでもない誤解でした。
フリューゲルホルンがジャズで使われるケースはよく耳にするけど、更にやわらかくて音域の低いユーフォの音で聞くジャズはそれに近い形でピアノ・ベース・ドラムのトリオバンドともまったく違和感なくよくマッチするのです。不思議。。
これは外囿氏がやわらかすぎない芯の通った音で演奏されてるからっていうのもあるけど、ユーフォ吹きとして吹奏楽金管バンド以外のジャンルに進出する可能性というものを見出せる画期的な試みだと思います。。
こうやって色んなジャンルに進出してユーフォニアムもメジャー楽器の一員になってくれると、吹奏楽をまったく知らない人への説明も楽になるんですけどね〜〜。。
外囿さんには今後も期待しております!